阪神版帰れま10!?「30アウトノック」守備特訓 – プロ野球 : 日刊スポーツ

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30アウトノックを終え笑顔を見せる阪神筒井コーチ(撮影・前田充)

30アウトノックを終え笑顔を見せる阪神筒井コーチ(撮影・前田充)




阪神が23日、甲子園で第3クールに入った秋季練習で「30アウトノック」を敢行した。30個連続アウトを取るまで終われず、ミスが出れば一からやり直し。プレッシャーのかかる実戦的なマル秘メニューで、3年連続12球団最多失策の守備の改善に取り組んだ。日本シリーズで巨人を圧倒しているソフトバンクを手本に走塁意識の向上も目指していく。 

   ◇   ◇   ◇    

阪神版の帰れま10!? 「30アウトノック」は今季適用された延長10回を想定し、その名の通り30個連続でアウトを取るまで終わらない守備特訓。失敗すれば最初からやり直しだ。テレビ朝日系「帰れマンデー見っけ隊!!」内でファミレスなどの人気メニュー上位10品を当てるまで家に帰れない企画「帰れま10(てん)」よりも過酷? な条件だ。選手たちはより実戦に近いプレッシャーの中、約1時間で30アウトを“完走”した。

考案者は筒井外野守備走塁兼分析担当コーチで、リセットは「何度かあった」という。「守備力の強化は必須課題。こういったプレッシャーをかけたり、1つのボールに全員で集中して、声のかけ方とか全部含めて。どうやって向上していこうかという形を作りたかった。いい緊張感がある中でできたと思います」。今季は85失策で、3年連続12球団ワースト。4年連続は“許されません”というわけだ。

「アウトの質」の向上も目指し、1プレーごとのタイムも計測。右打者、左打者それぞれの一塁到達タイムを基準に内容が悪ければセーフ扱いで、振り出しに。筒井コーチは「自分たちの能力を上げるのもそうだけど、相手の実力も知った上でプレーしていかないと」と言えば、矢野監督も「より実戦に近づけるためにはより速くとか、中身を求めてやる練習だったので良かった」とうなずいた。

30アウトノック

◆概要 実際に走者は置かず仮想して行い、アウトを30個連続で取って終了。ノックは無死無走者で始まり「安打」となると、その都度、走者を置いたケースで継続する。

◆守備位置

捕手 梅野、原口

一塁 北條、板山

二塁 北條、板山

三塁 大山

遊撃 木浪

左翼 高山、中谷

中堅 江越

右翼 陽川

◆打者走者想定タイム

ノッカーの打ち出しから左打者は3秒8~4秒0、右打者は4秒0~4秒2で一塁に到達すると想定し、それまでに打球を処理してアウトにできなければ一からやり直し。筒井コーチがストップウオッチで計測した。

◆ノッカー 左打ちの久慈コーチと右打ちの藤本コーチが務めた。










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