オリックス杉本、確実性求めモデルチェンジで結果 – プロ野球番記者コラム – 野球コラム : 日刊スポーツ

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9月16日、楽天戦で先制の本塁打を放ちベンチの出迎えに笑顔でハイタッチする杉本

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<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム:四季オリオリ>


「らしさ」ばかりを求めず、確実性を求めた。オリックス杉本裕太郎外野手(29)が、着実に結果を残している。

昨季までプロ3年間で通算13安打、うち7本のアーチを描いた和製大砲が、今季は「モデルチェンジ」で1軍生き残りをかけている。

春先には「バットを軽くしたんです。870グラムから800グラムぐらいに。ここ何年か、長打ばっかり求めて、1軍に定着できなかったので…。“らしくない”ヒットも良いでしょ」と不敵な笑みを浮かべていた。

愛称の「ラオウ」に似合う長打力が武器だが「大振りばかりはしない」と意識改革。「短く持ってインパクトに集中。フルスイングしなくても打球は飛ぶのは分かっている。確実性、そこを追求したい」と指2本分、バットを短く持つ打席も目立つ。

今季の前半戦はファームで鍛錬を積んだ。2軍戦は出場33試合で打率3割7分、3本塁打、12打点をマーク。中嶋監督代行が指揮を執ることになった8月21日西武戦(京セラドーム大阪)で今季初の1軍昇格。指揮官から「一緒に行くぞ!」とゲキをもらい「僕にとっては今日が開幕」と意気込んでいた。

昇格直後は1軍投手陣に苦戦し、8月の8試合で打率1割2分と思うような結果を残せなかった。だが、9月に入って「規格外」の対応力を発揮し、月間打率は16試合で3割9分6厘(19日時点)と状態を上げてきた。

シーズン開幕が延期された春先に「野球ができることが当たり前じゃなくなった。野球ができることは幸せなんだなと感じて、楽しく、前向きにやるだけ。結果は考えず、思い切ってやりたい」と話していたように、明るい表情でグラウンドに立つ。

9月は10日と18日の西武戦でともに1試合4安打の固め打ち。豪快なアーチとダイヤモンド1周も見たいが、塁上でニヤリとほほ笑む「ラオウ」も、これまた良い。【オリックス担当=真柴健】



9月18日、西武戦で中前打を放つ杉本

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