自分よりチームメート、ソフトバンク・マルティネス21戦中13戦相棒称賛 – プロ野球番記者コラム – 野球コラム : 日刊スポーツ

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マルティネス(2021年10月21撮影)

マルティネス(2021年10月21撮影)


<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム>


紳士的な対応が印象に残っている。ソフトバンクのニック・マルティネス投手(31)。今季はエース千賀に次ぐ9勝を挙げ、防御率1・60。抜群の安定感を誇ったが、今季限りでの退団が決定的となった。V奪回を目指すチームには痛手だが、17年以来5年ぶりのメジャー復帰を素直に応援したくなる。

それは取材でのこと。本人が英語で話している時と通訳が話している時は、必ず質問者の目をじっと見続ける。そらすことはない。私自身も、通訳に顔を向けるべきか、マルティネスに顔を向けるべきか毎回のように迷った。取材ノートに目線を落とすのも失礼に感じた。現にマルティネスに関するメモはほぼ残っていない。その真摯(しんし)な視線で、頭の中にコメントを記憶することができた。

登板後のコメントは「甲斐がいいリードをしてくれたね」がお決まり。振り返ると、登板21試合のうち13試合で相棒を称賛するコメントがあった。「勝負どころでボールが甘くなってしまった。でも甲斐はいつも通り、いい仕事をしてくれたよ」。自分の成績よりも、チームメートをたてる男だった。

マウンド上で激しくガッツポーズをつくり、得点を奪うと誰よりもベンチで喜んだ。勝利に対する執念は、11月30日に現役引退を発表した「King of Closer」デニス・サファテ投手(40)にも重なった。来年はベースボールの母国でほえ続けていてほしい。【ソフトバンク担当=只松憲】











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