巨人松原聖弥は育成選手の希望の光 最多本塁打&初規定打席が示す存在感 – プロ野球番記者コラム – 野球コラム : 日刊スポーツ

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松原聖弥(2021年10月12日撮影)

松原聖弥(2021年10月12日撮影)


<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム>


他人の頑張りから勇気づけられたことはあるだろうか。巨人の育成選手にとって、松原聖弥外野手(26)の頑張りは希望の光だろう。

16年に明星大から育成5位で入団し、18年に支配下登録。昨季にプロ初出場を果たすと、一気にスターダムを駆け上がった。今季は、梶谷や新外国人の加入があってもなお、存在感を示し続けた。9月11日の中日戦(東京ドーム)から、13日阪神戦(東京ドーム)まで27試合連続安打で球団2位タイの記録を打ち立て、歴史に名を刻んだ。12本塁打はソフトバンク甲斐を抜き、育成ドラフト出身者ではプロ野球史上最多記録。セ・リーグの育成ドラフト出身者で初めて規定打席にも到達することも確定している。

仙台育英(宮城)時代はベンチにすら入れず、甲子園はスタンドから応援していた。巨人入団後、3軍から2軍、1軍と着実にステップアップしてきた。今では打撃だけでなく俊足、守備範囲の広さ、持ち前の明るい性格で、チームに欠かせない存在となった。原辰徳監督(63)からも「まだまだ粗削りではあるけれどもね、成長の余地を残しているという点で、魅力ある選手ですね」と評される。

育成選手の現実はどうか。育成制度ができた05年から20年のドラフト会議までで、83人の育成選手が巨人に入団した。退団する選手はだいたい3年ほど。プロ野球選手で居続けること自体が、狭き門であることは間違いない。ただ、83人のうち約3割の24人が支配下契約を勝ち取っている。多いと感じるだろうか。少ないと感じるだろうか。

今年のドラフト会議では10人の育成選手が指名された。育成3位の東海大・亀田啓太捕手(22)は松原の活躍に「(大学時代の)リーグも同じなので、成功してる人がいるのは、そういう先輩の姿を見て頑張ろうと思います」と力にする。覚悟を決めて育成契約で入団する新入団選手たちには、松原の背中を追って大きく羽ばたいて欲しい。【巨人担当=小早川宗一郎】











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