【欧州・海外サッカー ニュース&移籍情報】マンチェスター・シティ(プレミアリーグ)は、ドルトムントFWアーリング・ハーランドとアストン・ヴィラMFジャック・グリーリッシュの両獲りを狙っているようだ。
マンチェスター・シティの今夏の補強戦略について、イギリス『テレグラフ』が分析している。
先日、クラブの歴代最多得点記録者でもあるセルヒオ・アグエロが今季限りで退団することを発表したマンチェスター・C。『テレグラフ』によると、最優先はアグエロの代役となるストライカーのようだ。そして、ドルトムントFWアーリング・ハーランドに強い関心を示しているという。
同メディアによると、今夏の移籍市場で最注目のハーランドにはレアル・マドリーやチェルシーなども関心。マンチェスター・Cも獲得レースに参戦しており、同クラブの史上最高金額である6500万ポンド(約99億円)以上が必要になることも認識しているようだ。
そんな中ジョゼップ・グアルディオラ監督は、ハーランドの代理人であるミノ・ライオラ氏との関係性が悪化しており、移籍に関して両者がすり寄ることはないという。そして、その他のストライカー候補として、ロメル・ルカク(インテル)やダニー・イングス(サウサンプトン)、ハリー・ケイン(トッテナム)も浮上していると見られている。
またその一方で、グアルディオラ監督らが高く評価するアストン・ヴィラMFジャック・グリーリッシュの獲得も目指しているようだ。しかしアストン・ヴィラのオーナーは、コロナ禍の影響を受けつつも早急な経済対策は必要としておらず、評価額は1億ポンド(約152億円)から変わらない可能性があるという。そのため、この金額のままであれば両選手の獲得は実現困難であると、同メディアは伝えた。
なおグリーリッシュに関しては、アストン・ヴィラが欧州カップ戦の出場権を獲得できるかも大きく関係があるようだ。9月に26歳となるイングランド代表MFだが、欧州の舞台でプレーすることを熱望している。そのため、出場権を逃せば選手が移籍に傾く可能性もあるようだ。28試合消化時点で勝ち点41と欧州カップ戦が狙えるアストン・ヴィラにとって、終盤戦の成績は重要となりそうだ。
イングランド代表MFの代理人ジョナサン・バーネット氏は、先日『The Athletic』に対して「多くの記録を塗り替えるような3~4つのビッグディールを期待している」と告白。コロナ禍が移籍市場に大きな影響を与えるとしつつも、いくつかのビッグディールが成立すると明言していた。
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