2012年10月 5日 (金)開催 | 基盤教育研究分科会

教育効果測定のための「自由記述式アンケート」の設計基礎セミナー

「教育効果測定のための自由記述式アンケート設計基礎」活動報告  (人材育成マネジメント研究会 副理事長 堤宇一)
「教育効果測定のための自由記述式アンケート設計基礎」活動報告    (人材育成マネジメント研究会 副理事長 堤宇一)

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こんにちは、堤宇一@人材育成マネジメント研究会です。堤担当の定番セミナー「自由記述式アンケートの設計基礎」の活動をレポートさせていただきます。
今回のセミナー参加者数は、11名様でした。

■経験依存の調査活動は、日本の実態
本セミナーは「教育効果測定の理論」を理解した方が、「次は、実際にどうすればよいの?」というご要望に応える形で開発いたしました。
ですから想定する受講対象者は、人材育成業務に携わり、それなりの実績をお持ちであることを前提としています。
しかし、相当のキャリアのお持ちの方でも、質問紙(アンケート)の開発方法を体系的に学んだ経験をお持ちの方は、ほとんどいらっしゃいません。
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ニーズ調査や教育評価といった人材育成の基本的活動が、見よう見真似や勘で進められているという日本の悲しい現実がこのようなことから垣間見ることができます。
本セミナーを受講いただいたほとんどの方が、「もっと昔に勉強しておきたかった」とおっしゃいます。
今回も、多くの参加者から、同じ反応をいただきました。


■調査目的が不明な調査からは、何も発見できない
演習やグループワークを通じて、調査手順をステップバイステップでご紹介していくのが本セミナーの学習方法の特徴です。
調査目的の明確化演習では、研修実施後に実施するアンケートの実施目的をグループワークによって整理していただきました。「何で実施しているのだろう」といった声や一つのアンケートに多様すぎる目的が混在するといった現状が、演習から浮かび上がってきました。
アンケートは万能ツールではありませんし、調査目的が不明では適切な質問項目や判定基準などを開発することができません。
調査目的の明確化の重要性をご理解いただくための演習です。
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■研修の満足に影響を与える要因を整理する
調査目的の明確化の次に、人材育成担当者の方々の頭を悩ませるのは、どんな(領域から)データを収集すればよいのかといった点です。
例えば「講師」についての評価データを収集するといっても、具体的に講師の何を評価しているデータを収集するのか考えないまま、質問文を作成していらしゃるか方々がとても多くいらっしゃいます。
演習を通じて、研修満足に影響を与える要因とその定義を作成いただきました。「構成概念の定義化」と専門的には呼ばれます。
今回の演習からも「活用」「マインドセット」といった普段は、考えていなかった重要要因が挙げられるようになりました。
本セミナーで学習した内容を、是非とも明日から活用くださることを願っています。

開催日 2012年10月 5日 (金) 10:00~18:00
学習テーマ

本セミナーは、小会の定番講座です。
教育効果測定(リアクション測定)のための「自由記述式アンケート」の設計方法の基本を1日で学習します。

学習目標

自由記述式アンケート調査の正しい設計と実施ができるように、以下に示す4つの能力を身につける。
1.アンケート調査で不具合を発生させる要因を説明できる
2.アンケート定義書の記載項目に沿って必要な内容を整理できる
3.調査目的に合った測定領域を設定できる(構成概念の設定)
4.調査目的を満足させる有効な回答を得るための質問文が作成できる

講 師 NPO人材育成マネジメント研究会 副理事長 堤宇一
会 場

明治大学 駿河台校舎 紫紺館 S2会議室
千代田区神田小川町3-22-14
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html

定 員 15名 ※最低催行人数5名  開催 1週間前までにお申込人数が最低催行数に満たない場合は、中止とさせていただきます。予めご了承ください。
参加費 会員:10,000-(税込)    非会員:¥30,000-(税込)
参加対象者

本セミナーは、人材育成に携わり、研修の企画や改善業務を行っている方を、対象に企画されています。そして、以下のような状況で悩んでいる方が、主たる対象者です。

<状況>
研修の企画や改善業務に携わり、1年以上の業務経験があり、そして現在、研修改善のためにアンケートを用いてデータを収集を行っている。
しかしながら、アンケート調査については、今まで体系的に学んだ事がなく、アンケート業務に対する不安を感じている。

開催概要

研修を正しく評価し、改善に活かすための、「自由記述式アンケート」の設計方法の基本を理解します。

<セミナー概要>
本セミナーは、研修の効果測定で頻繁に活用される自由記述式アンケートの設計と調査に関する基本的な考え方を1日で理解するための講座です。

教育効果測定の基礎的知識を講義で押さえた後、自由記述型アンケートの分析演習を行います。この分析結果を題材として、分析結果のばらつきの原因を検討します。その後、ばらつき原因の是正策についてグループ演習を繰り返し行い、考え方や測定領域の設定方法、質問文の作成方法、解釈基準の設定方法を学んでいただきます。
本講座は、自由記述式アンケートの設計図である「アンケート定義書」を作成するために必要な知識の獲得を目指しています。

<学習内容>
1.教育効果測定の基本と調査手法の概要
・教育効果とは何か
・教育効果のレベル(D,カークパトリックのレベル4フレームワーク)
・教育効果測定の実施目的
・代表的な8つの調査手法(アンケート、インタビュー、行動観察、理解度テストなど)
2.アンケート分析結果のバラツキの原因
・データを正確に収集する
・データを正しく解釈する
3.アンケート調査の実施ステップ
・「計画」-「準備と実施」-「集計と解釈」-「報告と活用」
4.アンケートの実施目的の明確化
・アンケート調査の実施目的の他社事例
・調査の構成要素を決定(測定領域、測定手法、測定の情報源、分析方法など)
5.有効なデータを収集するために
・形成的評価のためのアンケート定義書の構造紹介
・構成概念の定義化(データ収集領域の整理)
6.わかりやすい質問文の作成ポイント
7.解釈基準の整理
8.その他留意事項と質疑応答


■写真等記録情報の使用許諾のお願い
小会では、広報活動及び会員サービスの向上に活用するため、ビデオ撮影、音声収録、写真撮影、受講アンケートを実施しています。これら映像、音声、画像、コメント(以下、記録情報)は、小会の関わるWebコンテンツ及び紙媒体の配布資料等に活用させていただく可能性があります。
小会活動へのご参加は、記録情報の活用にご承諾いただけたものとさせていただきます。

支払方法と
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■領収書発行:
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