2012年7月 7日 (土)開催 | 基盤教育研究分科会

2つの演習で実践的に学ぶ「教育効果測定の基本」

教育効果測定の基本セミナー活動報告                               

(レポート:人材育成マネジメント研究会 堤宇一)

こんにちは、堤宇一@人材育成マネジメント研究会です。今回は私、堤が講師と活動報告の双方を担当させていただきました。

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■医療従事者の参加者が増えている
本セミナー「教育効果測定の基本」は、小会設立の当初から開催している定番セミナーです。今回は13名の方にご参加いただきました。
以前は、本セミナーに参加くださる方々は、企業の人材育成担当者や教育ベンダーの開発担当者という立場の方々のみでした。しかし最近の参加者の方々は、企業の人材育成担当だけでなく、お医者様や看護師さんといった医療関係者の方々が参加くださいます。
企業や大学だけでなく、医療現場にも人材育成の質の見直しが求められていることを実感いたします。

■効果を発揮する裏付けがあるから教育効果を測定する
本セミナーの学習目標は、ホームページの案内欄にしっかりと明示しているとおり、教育効果測定の方法論の概要を理解いただくことです。
しかし本セミナーは、この学習目標以外に、もう一つ重要な点をご理解いただくことを目的に毎回インストラクションを進めております。
DSCF1137.JPGそれは、教育効果を測定することは、提供した研修が期待レベルの効果を挙げるということに合理的な裏付けを持つという暗黙の前提があるという事です。行動変容を期待して教育効果を測定するのは、研修施策あるいは教育施策全体が参加者の行動変容を促すように様々な仕掛けや工夫が施されているから、それら施策が期待通りの機能を果たしたかを確認するために測定するのです。何の手立ても打っていないのに、組織業績や行動変容を期待し測定しても、成果としてそれらを見つけられるはずがありません。
教育効果測定の調査概要書作成演習は2つの事例を用いて、効果測定の方法論を磨くと共に提供された教育施策の仕掛けを洞察するためのツールとして提供しています。

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社会科学を援用して研修のロジック組み立てる
著名な先生を講師としてお招きしたから、8ヶ月の教育期間だから、あるいは、部課長研修だから、業績が上がっているはずだと理不尽な期待を人材育成部門にかけられることは現実には良くある話です。何の裏付けが無いにもかかわらず、理不尽な期待を寄せる関係者(経営者や上司、お客様など)にこそ、キチンとロジックで説明する必要があります。言いなりになるのではなく、今回学んだ「研修や教育を理屈で考える」という重要点を思い出して対応いただきたいと望みます。
より妥当な教育効果のレベル設定を行い。その設定理由をキチンとロジックで説明出来るように成っていただきたいと願っています。
研修や教育を勘や経験で実施する方法は、過去の悪習慣です。社会科学を援用し、理にかなった方法で実施することによって、効果的で魅力的な研修や教育を提供できるようになっていきます。

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以上

開催日 2012年7月 7日 (土) 10:00~18:00
学習テーマ

教育効果の測り方 -教育効果測定の基本を理解する-
本セミナーは、小会の定番講座です。
「教育効果測定の基本」を1日で学習します。
効果測定の基礎理論を理解し、効果測定調査の概要設計が一人でできるようになる事をめざしています。

学習目標

1)教育効果測定の基本的考え方「教育効果測定の実施目的」「教育効果のレベル」「教育効果測定の実施に必要な技術」「教育効果測定の実施手順」の4点を理解し、教育効果を4つのレベルに分類できるようになる。

2)研修設計で鍵となる「学習目標」と「学習成果」について学習し、学習目標の明確化の方法と重要性を説明できるようになる。

3)演習を通じ、効果測定実施のための概要計画を立案できるようになる。

講 師 NPO人材育成マネジメント研究会 副理事長 堤宇一
会 場

明治大学 駿河台校舎 紫紺館 S2会議室
千代田区神田小川町3-22-14
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html

定 員 15名 ※最小催行人数5名。 開催1週間前に、お申込数が最小催行人数に満たない場合は、開催を中止させていただきますので、予めご了承ください。
参加費 会員:¥10,000-(税込)  非会員:¥30,000-(税込)
参加対象者

本セミナーは、以下に挙げる方々を主たる対象として企画されています。
■人材育成に携わり3年以上の経験を有し、自分で研修企画を行っている方。
■人材育成に携わり3年以上の経験を有し、研修プログラムを社内導入するための決定権を有する方。
■教育ベンダー会社に所属し、研修開発に携わっていらっしゃる方。 

開催概要

本セミナーは、教育の効果や調査計画の立案といった教育効果測定に関する基礎理論を理解するための講座です。

研修では、教育効果測定の基本的な理屈と実施手順を講義によって最初に押さえます。
その後、学習目標の明確化の目的とその方法を小演習を通じて理解を図ります。
最後の2つの総合演習では、チーム単位で事例研究に取り組み、学習した内容の活用方法や現場応用のポイントをつかんでいただきます。

インストラクショナルデザイン理論を用いて講義と演習を組み合わせ、教育効果測定の実施方法を具体的にイメージできるよう設計されています。

Ⅰ.教育効果測定の理屈を知る
 1)教育効果とは
 2)教育効果測定の実施目的
 3)教育効果の分類
 4)教育効果測定の基本的精神と必要な技術
 5)教育効果測定の実施手順

 <理解度テスト:教育効果のレベルを正しく分類できるか>

Ⅱ.学習目標を明確化する
 1)学習目標の明確化
 2)学習成果の分類

Ⅲ.教育効果測定の概要設計書を作る(演習)
 1)事例演習‐A
 2)事例演習‐B

Ⅳ.質疑応答


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