2011年11月 5日 (土)開催 | 基盤教育研究分科会

「自己信頼(現在の自己、将来の自己に対して、信頼と希望をもっていること)」の有効性と必要性を考える:第1回 

HRDMシリーズ分科会「自己信頼‐第1回」レポート
               報告者:HRDM会員 河面徹

皆さんは「自己信頼」という言葉をご存知でしょうか。
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たぶん、「初めて聞く言葉だ」と答える方が、大多数ではないかと思います。
今回の「トピックわ談会」は、その「自己信頼」をテーマにして、
11月5日(土)に明治大学駿河台校舎紫紺館で開催されました。
株式会社リクルートワークス研究所研究員の笠井恵美(かさいえみ)氏に話題提供者を務めていただきました。


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参加者は22名でした。以下、講義の内容をまとめました。






◆「自己信頼」の発生と定義の経緯
「自己信頼」という言葉は、(株)リクルートが2009年12月に発行した冊子
『Works No.97 コミュニケーション不全解消のシナリオ・序章 個の自己信頼
の欠如に、いかに対峙するか』の中で最初に使用されました。
その後、2010年5月に開催された「Works Symposium人事リスクと向き合う分科会」、翌年2011年5月の「Works Symposium人材開発のこれから分科会」を経て、その概念が固まりました。

これらのイベントを重ねるにつれ、「現在の自己、将来の自己に対して信頼と希望をもっていること」と定義が固まり、その後、この定義の妥当性確認を目的とした予備調査や本調査が行われました。
それらの結果から、この概念は実業に活用できるのではないかとの確信を深めつつ、現在に至るという変遷を経ています。

実務の場から、発生している問題現象を解釈するために、生まれた概念であり、生まれたての言葉なのです。
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◆「自己信頼」の概念の活用可能性
「自己信頼」は、例えば、個人の意識改革を促すきっかけになるのではないか、
世代の違いが見えるのではないか、キャリアデザイン研修や新人研修に活用できるのではないか、離職率の改善などにつながるのではないか、などなど、実業に活用できる概念として有効性があると考えられているようです。

今後、活用を重ねるにつれこの概念がより実践的になり、有効性や必要性が高まることを期待しています。

◆自己信頼の診断方法
講義はここまでですが、最後に「自分への信頼」「未来への希望」「他者からの信頼」
という3因子で構成され、18の質問項目からなる「自己信頼」診断シートを用い、参加者一人ひとりの自己信頼状態を測定しました。
その結果を基にグループ討議をし、おおいに盛り上がり閉講となりました。


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第1回目の「自己信頼」の説明はここまでです。
今後、第2回では「自己信頼」が試される状況を知る(12月10日開催予定)、
第3回の「自己信頼」が高まるアプローチを見出す(1月21日開催予定)と、
より実践的なテーマでの「トピックわ談会」が続きます。



今回の参加者は「自己信頼」を初めて知ったという人ばかりで、講義の間も多くの質問が寄せられ、なんとか理解しよう、との意欲が会場にあふれていました。
次回以降が楽しみです。

話題提供をいただいた笠井さん、大変お疲れ様でした。ありがとうございました。
開催日 2011年11月 5日 (土) 14:00~17:00
学習テーマ

第1回:「自己信頼」という概念を知る

①自己紹介(参加者全員)
②自己信頼について解説 (成り立ち・定義・他の概念との相違)
③自己信頼のデータの紹介 
④「18の質問」ワーク (個人&グループ)
⑤上記③の自己信頼データをもとに全体討議
⑥参加者の自己信頼をめぐる物語を聴く
⑦まとめ
※なお、上記学習項目は、事前の案内なく変更される場合がありますので、予めご了承ください。

学習目標

■「自己信頼」という概念を知る
■「自己信頼」が試される状況を知る
■「自己信頼」が高まるアプローチを見出す

講 師 株式会社リクルート ワークス研究所 主任研究員 笠井恵美氏
会 場

明治大学 駿河台校舎 紫紺館 S4会場

定 員 30名 ※最低催行人数:5名 開催1週間前までにお申込人数が、最低催行数に満たない場合は、中止とさせていただきます。あらかじめご了承ください。
参加費 会員:¥2,000-/回(税込)    非会員:¥8,000-/回(税込)
参加対象者

企業内教育に携わる方々

開催概要

 本分科会で取り上げる自己信頼とは、「現在の自己、将来の自己に対して、信頼と希望をもっていること」です。
「努力は報われる」という前提が揺らぎ、不透明感を増長する社会を生きるために、現在と将来の双方の自分を信じる「自己信頼」の重要性が高まっていると思います。自己信頼は、変化と危機のなか、個人が仕事に取り組んでいくときの重要なよりどころとなるのと考えられます。
本分科会では、この新しい概念である「自己信頼」の成り立ちや、定義、データをご紹介しながら、参加者のみなさんと、この概念の有効性を議論し、必要性を検討していきます。それらを踏まえた後、自己信頼が高まるアプローチには何があるか、みんなで経験やアイデアを共有しながら具体的に考えてまいります。

<各回のタイトル>
第1回:「自己信頼」という概念を知る
第2回:「自己信頼」が試される状況を知る
第3回:「自己信頼」が高まるアプローチを見出す

<進め方と各回の流れ>
 各回ともゼミ形式で進めてまいります。
最初に講師から概念や枠組み、役立ちそうな理論を紹介します。その上で、参加者の経験や事例、アイデアを話し合い、自分なりの理解を深めていきます。

<参加条件>
・全3回ご参加いただけること。
欠席者、途中参加者へのキャッチアップにはある程度配慮いたしますが、レクチャーや議論は、前回参加を前提として行います。ご承知おきください。

・自社事例やご自身についてお話しいただけること。
参加者間のディスカッションがありますので、自社の事例やご自身のご経験などをお話しいただけない方は参加をご容赦ください。もちろんお話しいただく範囲は「差し障りの無い範囲内」で結構です。また、お話いただいた内容は原則、本分科会限と致し、取扱いには注意を致します。

・事前課題や次の回に向けての「宿題」に取り組めること。


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