2011年10月22日 (土)開催 | 基盤教育研究分科会

インストラクショナルデザインの基礎セミナー

セミナー実施報告 報告者:柳美里(講師) 

今般、教育・研修はより高い効果を求められています。その期待に応えようと、
DSCF0469.JPGのサムネール画像多くの人材育成担当者は研修企画の際、学習テーマ・対象者・学習日数等について講師等関係者と議論を重ねています。しかし、研修設計上重要なポイントを十分に議論し明確化しなくては、問題解決や能力強化に寄与できる研修をつくることは難しいでしょう。このような時インストラクショナルデザイン(以下ID)が役立ちます。

このような思いから開発した「インストラクショナルデザインの基礎セミナー」を、10月22日(土)に開催いたしました。
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本セミナーの学習目標は「IDの基礎理論を用いて、ケースに記された問題を解決するための研修の企画概要を作成できるようになる」というものです。研修の骨子をIDに基づいて設計できるようになることをめざす1日セミナーです。
今回は14名の、さまざまな立場で人材育成に携わる方々がご参くださいました。



◇一歩ずつ
本研修の冒頭では、IDとは何か、システム的アプローチとは何か、といったIDの基礎をご紹介しました。
続いて、研修企画段階で実施すべき事項と具体的手法を説明いたしました。各実施事項や手法の説明後は、ケースを用いてワークをしていただきました。
"新しい知識の獲得+ワーク"の繰り返しで、一歩ずつ理解・咀嚼いただけるような流れをご用意したつもりではあります。が、皆さまワークの連続で相当お疲れになるのでは...と心配しておりましたが、問題意識や学ぼうという想いが強い皆さまは積極的にワークに取り組まれ、議論していらっしゃいました。また、経験豊富な参加者同士、意見を出し合ってお互いに理解を促進しあっていらっしゃいました。

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◇実践へ向けて
最後に総合演習として、ケースに記された問題を解決するための研修の骨子を企画し、企画概要書に纏めていただきました。より実際の文脈に近いケースについて、学習目標・評価方法・学習内容を整合性を保って設定する等の練習です。
問題状況のうち研修で解決する範囲を焦点化したり、研修で学習する項目を洗い出して学習項目間の関係性を描いたりする作業にはやや悩まされたようで、いくつかご質問をいただきました。また、学習テーマの専門家ではない自分が企画段階でどこまで作りこむべきか、という実践する際の肌感覚を尋ねるご質問をいただきました。
皆さまが実践へ向けて準備を進めていらっしゃる様子を感じてうれしく思うと同時に、本研修の改良すべき点を教えていただくことができました。


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積極的に参加くださった皆さま、サポートくださった事務局の皆さま、
ありがとうございました。


開催日 2011年10月22日 (土) 10:00~18:00
学習テーマ

本セミナーは、研修設計に関する理論や手法である「インストラクショナルデザイン」の基礎的な考え方を1日で理解するものです。
本セミナーは、研修開発の根幹である学習目標・評価方法・学習内容を明確にかつ整合性を保って設定し、学習順や学習方法を妥当に設計するための基礎知識を獲得し、「研修企画概要書」を作成できるようになることをめざしています。

学習目標

インストラクショナルデザイン(以下ID)の基礎理論を用いて、ケースに記された問題を解決するための研修の企画概要を作成できるようになる。
・IDの基礎理論を理解する
・IDの基礎理論を用いて研修の企画概要を作成する

講 師 インストラクショナルデザイナー、eLC認定 eLPラーニングデザイナー/コンサルタント 柳美里氏
会 場

明治大学 駿河台校舎 紫紺館 S2会議室
千代田区神田小川町3-22-14

定 員 16名 ※最小催行人数5名。 開催1週間前に、お申込数が最小催行人数に満たない場合は、開催を中止させていただきますので、予めご了承ください。
参加費 会員:¥10,000-(税込)  非会員:¥30,000-(税込)
参加対象者

本セミナーは、次の条件に該当する方を主たる対象として企画されています。
・組織内人材育成に携わっている方
・教育・研修の企画や開発、改善業務を担当しているが、研修設計の理論や手法を学んだことがない方

<前提知識>
研修企画・設計業務をイメージできる。
(理論的な正しさは不要です。所属組織における業務フローや具体的な実施内容がイメージできれば結構です)

開催概要

最初に、IDとは何か、システム的アプローチとは何か、研修品質を高めるため設計段階で何をすべきか、といったIDの基礎を学びます。
続いて、設計段階での具体的実施事項と実施方法を講義で理解し、ケースを用いて練習します。
最後に総合演習として、ケースに記された問題を解決するための研修企画概要書を作成します。
上記の学習過程を踏まえ、本セミナーは、研修開発の根幹である学習目標・評価方法・学習内容を明確にかつ整合性を保って設定し、学習順や学習方法を妥当に設計するための基礎知識を獲得し、「研修企画概要書」を作成できるようになることをめざしています。

<セッション学習目標と主な学習項目>
1)オリエンテーション

2)インストラクショナルデザインとは
 ◆IDの基礎的な考え方であるシステム的アプローチ(ADDIEモデル、研修設計~
  実施の手順)を説明できるようになることを目指します。
  
  ・研修とは
  ・インストラクショナルデザインとは
  ・研修設計におけるP-D-S  ほか

3)研修の要点の設計
 ◆研修を企画する際、明確に設定すべき事項を説明でき且つ設定ができるように
  なることを目指します。

  ・与件の整理
  ・研修の出入り口の設定
  ・研修の組み立て
  ・学習を支援する働きかけ(教え方)の立案

4)研修企画概要書の作成
 ◆研修企画概要書(※)の記載項目に沿って必要な内容を書き出し、概要書を作成
  することができるようになることを目指します。

   ・研修企画概要書の構成
   ・研修企画概要書の作成

※「研修企画概要書」とは、研修企画者が考えた研修コンセプトを記述した資料である。研修の詳細設計に入る前の段階で記述し、開発者(研修ベンダー・講師等)と共有する。これに基づいて関係者間で議論を重ねて詳細設計を行い、開発を実施する。

5)おわりに


■写真等記録情報の使用許諾のお願い
小会では、広報活動及び会員サービスの向上に活用するため、ビデオ撮影、音声収録、写真撮影、受講アンケートを実施しています。これら映像、音声、画像、コメント(以下、記録情報)は、小会の関わるWebコンテンツ及び紙媒体の配布資料等に活用させていただく可能性があります。
小会活動へのご参加は、記録情報の活用にご承諾いただけたものとさせていただきます。

支払方法と
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当日会場受付時に現金支払

■領収書発行:
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について

申込後のキャンセルは、早めにご連絡ください。開催の5日前より以下のキャンセル料金が発生いたします。なお、キャンセル料に関しては、後日請求となります。
・開催5日前~3日前のキャンセル料は、参加料の50%
・開催2日前~当日のキャンセル料は、参加料の100%
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