2010年11月27日 (土)開催 | 基盤教育研究分科会

自由記述式研修評価アンケートの正しい設計方法と実施手順セミナー

こんにちは、堤宇一@人材育成マネジメント研究会です。
11月27日(土)に、「自由記述式研修評価アンケートの正しい設計方法と実施手順セミナー」を開催いたしました。


本セミナーの学習目標は以下の4つです。DSCN1826.JPG

1.アンケート調査で不具合を発生させる要因を説明できる
2.アンケート定義書の記載項目に沿って必要な内容を整理できる
3.調査目的に合った測定領域を設定できる(構成概念の設定)
4.調査目的を満足させる有効な回答を得るための質問文が作成できる

 

教育効果測定への意識は変わったが、調査方法に問題山積
私が教育効果測定の研究を開始したのが今から10年前の2000年でした。当時は「教育効果測定を研究しています」と自己紹介すると、奇異な目で見られたものです。

しかし時が経ち、今では、「研修は、やりっ放しであってはいけない、キチンと効果を測ることが重要だ」という考えが浸透しつつあります。
「決して簡単ではないが、教育の効果は測定できる」という考えが普通になりつつあります。
当時と比べると世の中大きく変わったものです。喜ばしい時代になりました。

しかし、教育効果測定の実施実態は、どうでしょうか。
意識の変化に伴い、正しい方法や精度の高いツールを用いて測定が実施されているのでしょうか。
答えは「否」です。10年前と実態は変わっていないのが現状です。多くの組織でレベル1測定が実施されています。しかし、アンケートの質問文や測定項目、分析方法を確認させていただくと、ほとんどの組織が調査としての質を担保できていません。


教育効果測定は調査活動です。調査はキチンとした手順や方法に則り実施されなければなりません。測定ツールには、信頼性と妥当性が担保されていなければなりません。
しかし、多くの場合そうなっていないのです。このような現状を少しでも改善するために本セミナーを開発し、開催させていただきました。

      DSCN1818.JPGのサムネール画像    DSCN1811.JPG DSCN1815.JPG   DSCN1817.JPG  

 参加動機は、自分達が実施している効果測定に対する不安感の払拭
リアクション測定の実施上の課題を参加者に調査したところ「測定ツールの信頼性が担保できない」
「測定が正しいく実施されているか自信が持てない」といった測定自体の信頼性に大きな問題を抱えている事が見えてきました。
言い換えるなら、参加者は、自分達が実施している測定方法に不安を抱えている。
そのため、正しい方法を学び精度の高い教育効果測定を行えるように成りたいと思っていると予想できます。その様な参加者の皆さまの期待応えるように本セミナーを実施いたしました。

 

演習の繰り返しによって実践力を高める
セミナーのメインセッションは、アンケート調査の仕様書(アンケート定義書)作りです。
仕様書の作成をチーム演習で実施しました。
演習内容は、測定対象を決め、それを定義化する。その定義に基づき質問文を作成する。
そして回答の判定基準として解釈基準を全員で考えるといった事を実施いたしました。

  DSCN1849.JPG   DSCN1833.JPG DSCN1852.JPG  DSCN1861.JPG  DSCN1856.JPG 

参加者の70%超が大満足の評価
実践的な演習の連続で、相当に皆さんお疲れになられたご様子でした。
しかしながら、とても実践的な内容に参加者14人の内、10人の参加者の皆様から大満足の「5」を頂戴いたしました。

来年度も本セミナーを定期的に開催し、より精度の高い教育効果測定が実施されるように尽力したいと思います。
どうぞ、ご支援よろしくお願いいたします。

レポート報告:堤宇一 人材育成マネジメント研究会 副理事長

開催日 2010年11月27日 (土) 10:00~18:00
学習テーマ

研修を正しく評価し、改善に活かすための、「自由記述式研修評価アンケート」の正しい設計方法と実施手順

学習目標

自由記述式アンケート調査の正しい設計と実施手順を理解するために、以下に示す4つの能力を身につける。
1.アンケート調査で不具合を発生させる要因を説明できる
2.アンケート定義書の記載項目に沿って必要な内容を整理できる
3.調査目的に合った測定領域を設定できる(構成概念の設定)
4.調査目的を満足させる有効な回答を得るための質問文が作成できる

講 師 NPO人材育成マネジメント研究会 副理事長 堤宇一氏
会 場

明治大学 駿河台校舎 紫紺館 3階 S2会議室
千代田区神田小川町3-22 明治大学 紫紺館

定 員 15名
※最低催行人数:3名
開催1週間前までにお申込人数が最低催行数に満たない場合は、中止とさせていただきます。予めご了承ください。
参加費 会員/¥15,000(税込)  非会員/¥33,000(税込)
参加対象者

本セミナーは、以下に示す業務範囲や能力を有する方を主たる対象として企画されています。
人材育成に携わり研修企画や改善業務を行っている人。研修評価アンケートを実施し、結果を研修改善の参考情報として用いている。
しかしながら、アンケート調査の方法については、今まで体系的に学んだ事がなく、アンケート業務に対して不安感を持っている方々。

開催概要

研修を正しく評価し、改善に活かすための、「自由記述式研修評価アンケート」の正しい設計方法と実施手順を理解します。


<セミナー概要>
本セミナーは、研修の効果測定で頻繁に活用される自由記述式アンケートの正しい調査分析の基本的な考え方を1日で理解するための講座です。教育効果測定とは何かといった基本講義を踏まえた後、自由記述型アンケートの分析演習を行います。この分析結果を題材として、分析結果がバラツク原因を検討します。その後バラツキ原因の是正策についてグループワーク演習を繰り返し行い、考え方や測定領域の設定方法、質問文の作成方法、解釈基準の設定方法を学んでいただきます。本講座は、研修の形成的評価を行うための自由記述式アンケートを正しく設計するための「アンケート定義書」を作成するための基礎知識の獲得を目指しています。


<学習内容>
1.教育効果測定の基本と調査手法の概要
・教育効果とは何か
・教育効果のレベル(D,カークパトリックのレベル4フレームワーク)
・教育効果測定の実施目的
・代表的な8つの調査手法(アンケート、インタビュー、行動観察、理解度テストなど)
2.アンケート分析結果のバラツキの原因
・データを正確に収集する
・データを正しく解釈する
3.アンケート調査の実施ステップ
・「計画」-「準備と実施」-「集計と解釈」-「報告と活用」
4.アンケートの実施目的の明確化
・アンケート調査の実施目的の他社事例
・調査の構成要素を決定(測定領域、測定手法、測定の情報源、分析方法など)
5.有効なデータを収集するために
・形成的評価のためのアンケート定義書の構造紹介
・構成概念の定義化(データ収集領域の整理)
6.わかりやすい質問文の作成ポイント
7.解釈基準の整理
8.その他留意事項と質疑応答


■写真等記録情報の使用許諾のお願い
小会では、広報活動及び会員サービスの向上に活用するため、ビデオ撮影、音声収録、写真撮影、受講アンケートを実施しています。これら映像、音声、画像、コメント(以下、記録情報)は、小会の関わるWebコンテンツ及び紙媒体の配布資料等に活用させていただく可能性があります。
小会活動へのご参加は、記録情報の活用にご承諾いただけたものとさせていただきます。

支払方法と
領収書発行

■支払方法:
当日会場受付時に現金支払

■領収書発行:
領収書をご要望の方は、お申し込みの備考欄に「領収書要」と、ご記入ください。会社名(学校名)欄にご記入いただいた宛名で用意いたします。なおそれ以外の宛名をご希望の方は、お申し込み備考欄に、宛名を明記ください。

キャンセル
について

申込後のキャンセルは、早めにご連絡ください。開催の5日前より以下のキャンセル料金が発生いたします。なお、キャンセル料に関しては、後日請求となります。
・開催5日前~3日前のキャンセル料は、参加料の50%
・開催2日前~当日のキャンセル料は、参加料の100%
・連絡なしの不参加は、参加料の100%