2009年5月16日 (土)開催 | 基盤教育研究分科会

他者との"かかわり"が個人を成長させる

テーマ 「他者との"かかわり"が個人を成長させる」 人材開発白書2009
-若手・中堅社員を対象とした2300サンプルの定量調査より-
開催日時 2009年5月16日(土)/14:00~17:00
会 場 明治大学 紫紺館
参加者 27名
講 師 富士ゼロックス総合教育研究所 研究開発統括部 研究室 室長/坂本雅明氏
ナビゲーター 堤 宇一 人材育成マネジメント研究会

■ナビゲーターコメント

第2回 トピックわ談会「他者との"かかわり"が個人を成長させる‐人材開発白書2009」実施報告

こんにちは、堤宇一@人材育成マネジメント研究会です。
第2回目のトピックわ談会を実施いたしました。

 今回のわ談会テーマは、「他者との"かかわり"が個人を成長させる‐人材開発白書2009」です。本調査のプロジェクトリーダーをお務めになられた (株)富士ゼロックス教育総合研究所 研究開発統括部 研究室長の坂本雅明氏をお招きし、話題提供いただきました。  今回、同社が実施した調査「人材開発白書2009」の結果をお聞きし、正直驚きました。MITのダニエル・キム教授が提唱している「成功の循環モデル (成果を高める組織のあり方を示す因果関係モデル)」と符合するかのように、チームの構成員間の関係性のあり方が、学びや成長に大きな影響を与えているこ とが定量的に説明されていました。
調査結果には、多数の「職場応用ヒント」や「なるほど」と感じる点がりました。マネジメントを行う立場として、次の2点が特に印象的でした。1つは、構成 員にフィードバックを与え内省化を促すことが、効果的育成であることです。プロジェクト終了後の報告書作成、あるいは報告会の実施、営業同行訪問後のレ ビューなど、日常業務での教育的瞬間を捉えた内省支援の勘所がつかめました。もう一つは、孤軍奮闘するマネジメントの不効率性です。人が成長する職場は上 司だけからでなく、先輩、同僚、後輩などすべての構成員からの「はたらきかけ」を得ていることです。となれば、職場をあずかるマネージャーが行うことは、 孤軍奮闘の指導育成ではなく、一歩引き、職場の構成員同士の人間関係を維持、促進する職場環境や仕掛けを作ることであり、そこがポイントとなります。
「ハッ」とする組織活性のツボ満載の話題提供でした。

次回は、駿河台大学より青山先生をお招きし「認知心理学から学習を考える」をお送りいたします。日程は6/20(土)です。どうぞ、お楽しみに。

人材育成マネジメント研究会 代表 堤宇一
開催日 2009年5月16日 (土)