2008年6月28日 (土)開催 | 基盤教育研究分科会

学習モチベーション

テーマ 学習モチベーション
開催日時 2008年6月28日(土)/14:00~17:00
会 場 明治大学 紫紺館
参加者 12名
講 師 リアルワン株式会社 代表取締役/青山愼氏
ナビゲーター 堤 宇一 人材育成マネジメント研究会





■ナビゲーターコメント


こんにちは、堤宇一@人材育成マネジメント研究会です。
トピックわ談会の第1回目が終了しました。
今回は、リアルワン株式会社の青山愼氏をお招きし、学習者(研修参加者)の学習に対するモチベーションを考えていきました。 青山氏が2年前に実施した調査(企業内研修の受講者221名、)を題材に、学習モチベーションはどのような要因で構成され、それぞれの要因がどう、学習へのモチベーションに影響を与えているのかなどを、ご紹介いただいた。
青山氏の調査によると、学習モチベーションは、大きく3つの因子から構成されていた。1つは、研修への興味や研修後に得られる報酬やポジションといった 「教育訓練に対する期待」。次は、学習や経験への肯定感、職務に対する関与の度合い、能力開発の必要性の理解やキャリアに対する本人のこだわり、あるいは 興味関心といった「個人的な特性」。そして最後は、学習提供機会の有無、失敗の許容の程度、活用に対する支援や促しの有無といった「学習者の所属する職場 環境の良好性」である。
調査結果の納得性は高く、その結果は、研修の募集に際して、参加通知案内で気を配る点、職場の巻き込み方など、我々に対して、実務上で多々留意すべき点のヒントを与えてくれる。
旧来のように、世の中全体に余裕があり、研修自体もじっくりと時間をかけて実施することが許さるなら、半日あるいは1日かけて、モチベーションの低い学習 者を解きほぐし、その気にさせることが出来るかもしれないが。昨今のように、1日あるいは2日で実施し、学習効果を最大化しろという環境下では、そのよう なことに時間を割くことが出来ない。
今回発表されたさまざまな知見を利用し、研修スタート時に参加者全員がトップスピードで走れるように準備しておくことは、いたって重要である。 それは、教育研修の投資効率を高めることにつながっていく。

次回の7/5(土)は、中村学園大学の柳澤准教授をお招きし「評価エラー」について講義をいただく。人が人を評価する際、どのような着眼点を持ち、どのような情報を収集し、どのような情報処理を行い、最終結論を導いていくのだろう。次回も興味深い話が聞けそうである。


人材育成マネジメント研究会 代表 堤宇一
開催日 2008年6月28日 (土)